抗酸化力がある化粧品成分ビルベリー葉エキスを理解して美肌へ

抗酸化力がある化粧品成分ビルベリー葉エキスを理解して美肌へ post thumbnail image

今回は、ナールスエイジングアカデミー編集部の

「ビルベリー葉エキスは抗酸化力がある化粧品成分!効果と安全性は?」を参考に、化粧品成分としてのビルベリー葉エキスの特性、効果、安全性についご紹介します。

ビルベリーの効果

ビルベリーはブルーベリーの仲間で、果実には、アントシアニン、ポリフェノールが豊富です。ビルベリーの葉にも、クロロゲン酸、ケルセチン、カテキン、プロアントシアニジンなどが含まれています。

また、美肌のビタミンといわれるビタミンC、ミネラル、美白成分であるアルブチンも含まれています。このように、豊富な栄養素が含まれることから、スーパーフードの1つとしても知られています。

ビルベリーに含まれるアントシアニンには、目の疲れや目の老化予防、活性酸素からからだを守る抗酸化作用による生活習慣病の予防、血糖値の上昇を抑えるはたらきや毛細血管を保護するはたらきによる糖尿病や糖尿病性網膜症の予防効果が期待されています。

ほかにもビルベリーには、ブルーライトから受ける細胞のダメージを軽減するはたらき、コラーゲンやエラスチンを破壊する酵素のはたらきを抑える作用による糖尿病や糖尿病性網膜症の予防効果、糖化を防ぐはたらき、アントシアニンのビタミンPに似たはたらきで血流を改善し、肩こりや手足の冷えを防ぐ効果、腸内フローラを整え便秘を防ぐ効果、花粉症を予防する効果、炎症を抑制する効果が期待できます。

ビルベリー葉エキスの効果

ビルベリー葉エキスは、ビルベリーの葉から水、エタノール、BGなどで抽出される植物エキスで、皮膚コンディショニング剤や収れん剤、ヘアコンディショニング剤、爪のコンディショニング剤として化粧品に使われます。

ビルベリー葉エキスには、抗酸化作用やサーカディアンリズムを整え、バリア機能の改善やターンオーバーの正常化をサポートするはたらきがあります。

これにより、肌のキメを整え透明感のある肌へと導くことが期待できます。また、乾燥肌が原因のさまざまな肌悩みの予防や改善、黄ぐすみの予防や改善、しわやほうれい線など肌老化の予防、紫外線ダメージによる光老化の軽減も期待できます。

ビルベリー葉エキスは、刺激もなく安全性の高い成分で、柑橘類に含まれるソラレンも含まれないので、光毒性の心配もありません。さらに、アレルゲンとなってアレルギーを引き起こす事例も見つかっていません。

そのため、どんな肌質の方でも使うことが可能で、敏感肌向けの化粧品にも使われており、40代からのエイジングケア化粧品の美容成分としてもおすすめです。

ビルベリー葉エキスは、クレンジング料、保湿化粧水、保湿美容液、フェイスマスク、シャンプー、日焼け止め、エイジングケア化粧水やエイジングケア美容液など、さまざまな化粧品に配合されています。

おすすめのビルベリー葉エキス配合化粧品が、フェイスマスク「ナールス リジェ パーフェクトマスク」です。バイオセルロース製のマスクで、ビルベリー葉エキス以外にも美容液1本分の最先端の美容成分を贅沢に配合しており、エイジングケア世代におすすめです。

まとめ

化粧品成分としてのビルベリー葉エキスの特性、効果、安全性についご紹介しました。

ビルベリー葉エキスは、抗酸化作用やサーカディアンリズムを整えるはたらきにより、ターンオーバーやバリア機能の問題で起こるさまざまな肌悩みの予防に効果が期待できます。

この記事を参考に、化粧品成分としてのビルベリー葉エキスを理解し、ビルベリー葉エキス配合の化粧品を上手にスキンケアやエイジングケアに活用してください。

Related Post

肌荒れケアの化粧水を選ぶポイントは?肌荒れケアの化粧水を選ぶポイントは?

肌荒れといっても、その原因や症状はさまざまなので、どうやって肌荒れケアの化粧水を選べばいいか悩みますよね。そこで今回は、肌荒れケアにおすすめの化粧水と選び方についてご紹介します。 肌荒れケアの化粧水を選ぶポイント 肌荒れケアの化粧水を選ぶ際、基本の条件が3点あります。 1つ目は、アルコールフリー化粧水であることです。 アルコールはサッパリする、抗菌作用があるなどのメリットがありますが、刺激や揮発性が乾燥肌の原因になるなどのデメリットがあります。だから、肌荒れケアのためには、アルコールフリー化粧水などのノンアルコール化粧品がおすすめです。 2つ目は、刺激性の少ない保湿成分配合の高保湿化粧水であることです。 肌荒れ状態の肌は、うるおいが不足し、バリア機能が低下して刺激に弱くなっているので、保湿力の高い化粧水でうるおいを補い、バリア機能を高めることが大切です。化粧水に向く保湿効果の高いヒューメクタントとして、グリシンやリシン、PCA-Naなどのアミノ酸やBG、グリセリンなどが挙げられます。また、水分を抱え込むプロテオグリカン、ヒアルロン酸、コラーゲン、エラスチンなども刺激がなくおすすめです。セラミド化粧水を使うなら、グルコシルセラミドやユズセラミドのような水溶性のセラミド配合のものがおすすめです。ほかにも、ハトムギエキス、カワラヨモギ花エキス、シソ葉エキスなどもおすすめの成分です。 3つ目は、肌荒れケアに不要な成分が無添加の化粧水であることです。 アルコールのほかに刺激性のある成分は、PGやDPG、パラベンやフェノキシエタノールなどの防腐剤、界面活性剤、ビタミンC誘導体、レチノールなどです。最近ではPG無添加の化粧水が多く、DPGは配合されていても全成分表示の2行目くらいまでに記載がなければあまり気にしてなくても構いません。また、多くの化粧水には、パラベンまたはフェノキシエタノールが配合されているので、両方避けるのは難しくなります。だから、低濃度の場合はあまり気にしなくてもよいのですが、自分の肌にとってどちらが刺激になるのか、パッチテストすることがおすすめです。界面活性剤もほとんどの化粧水に配合されていますが、化粧水に配合されるものは低刺激なので過敏になる必要はありません。ビタミンC誘導体やレチノールはエイジングケアにおすすめの成分ですが、バリア機能の低下が原因の肌荒れの場合には控えましょう。さらに、着色料や香料は、肌荒れケアには不要なので避けましょう。 肌荒れケアにおすすめの化粧水 肌荒れにおすすめしたいエイジングケア化粧水が、ナールスピュアです。ナールスゲン配合で、保湿だけでなく、コラーゲンやエラスチン、ヒートショックプロテイン47の生成を促し、また表皮で抗酸化成分であるグルタチオンを増やすなど、エイジングケアをサポートします。両親媒性ビタミンC誘導体APPSと水溶性ビタミンC誘導体アスコルビン酸Naが、大人ニキビを予防します。プロテオグリカンやウィルブライドS-753配合による保湿効果で、バリア機能を改善して肌荒れを予防します。ビタミンE誘導体で肌荒れを防ぎます。アルコールフリー、香料・着色料・鉱物油、界面活性剤などエイジングケアに不要な成分が無添加です。さらに、両親媒性ビタミンC誘導体の3-ラウリルグリセリルアスコルビン酸やナイアシンアミドがセラミドを増やしバリア機能を守ります。アミノ酸に近い成分であるPCA-Naも配合され、肌荒れのケアを一層サポートできるようになりました。 まとめ 肌荒れはさまざまな原因で起こりますが、まずは刺激の少ない化粧水を選ぶことが基本です。化粧水ランキングや口コミだけに頼らずに、自分の肌荒れの原因や肌質を理解したうえで、自分に合った化粧水を選びましょう。

敏感肌化粧水のランキング敏感肌化粧水のランキング

敏感肌化粧水を正しく選ぶには? あなたは敏感肌でしょうか? もしそうなら、化粧水をはじめ、スキンケアアイテムの選び方には慎重になりますね。 敏感肌化粧水は、口コミやランキングで選ぶという人も多いのではないでしょうか? ただし、それでは、自分のお肌に合う敏感肌化粧水には出会えないかも知れません。 というのも、大切なのは、敏感肌の原因をしっかりと理解するとともに、バリア機能を正常化するために、お肌に刺激の少ない化粧品成分が配合された化粧水を選ぶ必要があるからです。 そこで、この記事では、「敏感肌化粧水のランキング」をテーマに、エイジングケア世代の敏感肌の方のために、化粧水ランキングや口コミ、人気だけに頼らないほんとうの敏感肌化粧水について解説します。 敏感肌とはどんな肌質をいうの? そもそも、敏感肌とはどんなお肌のことをいうのでしょうか? 敏感肌とは、お肌のバリア機能が低下している状態のこと。 そのため、少しの刺激にも反応してしまう場合があるのです。 敏感肌の主な症状は次のとおりです。  肌荒れしやすい(特に生理前など)  大人ニキビになりやすい  洗顔料で顔を洗うと赤くなる  普通の化粧品を使っただけで、炎症が生じお肌がピリピリする  タオルや衣類などでも、刺激を感じる場合がある  季節の変わり目は、お肌の調子が悪く、普段使っている化粧品でも使えなくなる時がある  お肌がカサついたり、ゴワついたりすることが多い さらに、症状が酷くなると、乾燥によるかゆみなどの症状も現れます。 また、敏感肌の主な原因は乾燥ですが、そのほかにも加齢によるお肌の水分量の低下や菲薄化、間違ったスキンケアなど、いくつかの要因が考えられます。 敏感肌にはどんな化粧水を使えばいいの? 基本は、敏感肌はしっかり保湿することが大切。

酵素洗顔を正しく理解してエイジングケアに活用しよう!酵素洗顔を正しく理解してエイジングケアに活用しよう!

角質ケアや毛穴の黒ずみケア、肌のくすみやごわつきなどの対策で人気がある酵素洗顔ですが、そのメリットデメリットや正しい使い方などを理解せずに使用すると、かえって肌トラブルなどを招いてしまうこともあります。 そこで今回は、エイジングケアに効果的な酵素洗顔についてご紹介します。 酵素洗顔とは? 酵素洗顔とは、たんぱく質や脂肪を分解するはたらきを持つ酵素を配合した洗顔料を使って洗顔することです。 普通の洗顔料に含まれる界面活性剤ではたんぱく質は落とせないので、特にたんぱく質でできた不要な角質や角栓を取り除くことが、酵素洗顔を行う意義なのです。 酵素は水に溶けると活動し続け、徐々にそのはたらきが弱くなってしまうので、酵素洗顔料の多くはパウダーです。酵素洗顔料に使う酵素には、プロテアーゼ、パパイン酵素、ブロメライン、リパーゼなど、いくつか種類があります。 酵素洗顔のメリットデメリット 酵素洗顔に配合されている酵素の力で、肌に残った古い角質・角栓・毛穴の黒ずみなどを落とし、新しい角質をつくろうとするはたらきを促します。 すると、ターンオーバーが正常化し、シミの原因となるメラニンが適切に排出されるようになります。その結果、肌のハリツヤが生まれます。また、毛穴の黒ずみの原因でもある酸化して古くなった角栓も分解するので、毛穴を目立たないようにする効果も期待できます。 しかし、酵素洗顔料の過度な使用や誤った使い方、また、肌の状態によっては、酵素洗顔がエイジングケアのデメリットになる場合があります。 具体的には、分解する必要のない、まだ若い未成熟な角質や皮脂まで分解してしまい、ターンオーバーを不要に速めてしまうことです。 また、過度な酵素洗顔の刺激によるダメージで、肌を守ろうと皮脂を過剰に分泌してしまい、乾燥やバリア機能の低下を招くこともあります。 ひどい場合は、敏感肌や乾燥性敏感肌、インナードライ肌を招いたり、毛穴の黒ずみがさらに目立ってしまったり、乾燥によってシワやほうれい線などが目立ってしまうことがあります。 酵素洗顔で改善が期待できる肌悩み 次のような肌悩みには、酵素洗顔を試してみるとよいでしょう。 ・ターンオーバーが遅くなり、角質が肌に留まって厚くなった角質肥厚 ・角質肥厚と乾燥が原因である大人ニキビ ・皮脂の過剰分泌や酸化、角栓が関係している詰まり毛穴・開き毛穴・黒ずみ毛穴 ・角質肥厚、ターンオーバーの遅れ、毛穴の汚れによるくすみ ただし、普通肌や脂性肌の方は、酵素洗顔を試しても問題ありませんが、乾燥肌や混合肌、インナードライ肌の方は、酵素洗顔に慎重になりましょう。また、肌状態を考慮したり、季節別に活用方法を考えたりすることもポイントです。 まとめ 酵素洗顔にはメリットもありますが、デメリットもあります。 酵素洗顔の効果や使い方などを正しく理解し、自分の肌質や肌状態、肌悩みなどをしっかり考慮して、酵素洗顔を上手にエイジングケアに取り入れてみましょう。

目元のケアに目元美容液は必要!目元のケアに目元美容液は必要!

目尻のしわ、目の下のくまやたるみなど、目元のエイジングサインが気になっていませんか?そんなときに使いたいのが、目元の肌の特徴を考慮し、目元のハリなどをキープするスキンケアのための化粧品成分を配合した目元美容液です。 そこで今回は、目元美容液の必要性とおすすめの目元美容液をご紹介します。 目元美容液は必要? 目の周りの皮膚は非常に薄いので、肌の乾燥や紫外線などのダメージを受けやすく、目元の乾燥や目尻の小じわなどもちょっとした刺激で目立ってしまいます。 目の周りの皮膚は皮脂腺が少なく、刺激に弱いため、強くこするなどの刺激を受けると、メラニン色素が沈着しやすいのです。 また、目の下の皮膚は特に薄いので、目や目の周りの皮膚に酸素と栄養を運んでいる毛細血管が透けて見えることもあります。 そのため、疲れや老化などの影響で血液の流れが悪くなった場合、その状態が、肌にダイレクトに反映されてしまい、目の下のたるみやくまが目立ちやすくなります。 さらに、目はよく動くので、目の周りの肌もよく動きます。その分負担が多くなって、肌が疲れやすいので、しわなどのエイジングサインも目立つのです。 このように、顔の中でも、目元はとくにデリケートなので、特別なスキンケア、エイジングケアを考える必要があるのです。 そのため、目元を集中的にケアする目元美容液が必要になってきます。 とくに、加齢により、目元の皮膚は薄くなり、刺激に弱くなってきます。だからこそ、エイジングケアの視点をしっかり持って、目元美容液を選び、正しく使うことが大切になってくるのです。 おすすめの目元美容液 目元の気になるエイジングサイン対策におすすめの美容液は、「ナールス ネオ」です。 おすすめのポイントとして、まず、エイジングケア化粧品成分ネオダーミルを最高推奨濃度で配合しています。ネオダーミルは、Ⅰ型コラーゲンやⅢ型コラーゲンを増やします。 つぎに、エイジングケア化粧品成分ナールスゲンを推奨濃度で配合しています。 ナールスゲンは、コラーゲン、エラスチン、ヒートショックプロテイン47や、表皮にあって肌の酸化を防ぐグルタチオンを増やします。 そして、水溶性ビタミンC誘導体の中でも効果が高く刺激が少ないVCエチルと、浸透性の高い両親媒性ビタミンC誘導体APPSを配合しているので、たるみ毛穴ケアができます。 レチノールを改良したビタミンA誘導体レチノイン酸トコフェリル配合し、ターンオーバーを促進して、肌のハリを取り戻すので、しわの対策に効果があります。 また、ヒアルロン酸に劣らない高い保湿効果があるプロテオグリカンを配合しています。プロテオグリカンには、コラーゲンやヒアルロン酸を増やすはたらきもあります。 さらに、セラミドの中でも保湿力に定評のあるヒト型セラミド6種と、9種のアミノ酸を配合し、肌のバリア機能を守ります。 ほかにも、高い抗酸化力を持つ、レスベラトロール、ブドウ葉/種子/皮エキス、金コロイド、コエンザイムQ10、エルゴチオネインを配合し、肌の酸化を防ぎます。 細胞の増殖や分化を促す成長因子の1つで、線維芽細胞を活性化させるFGFに似たはたらきがあるアセチルデカペプチド-3を配合しているので、肌のハリやツヤをキープして、しわやたるみを改善します。 無香料・無着色、旧指定成分は配合しておらず、アルコールフリー、パラベンフリー、フェノキシエタノールフリーほか、アルコール性防腐剤の無添加化粧品です。 まとめ 目元美容液を選ぶ際は、保湿成分や、自分の目元の悩みに合ったエイジングケア化粧品成分が配合されているかどうかをチェックしましょう。 さらに、刺激の強い成分は避けることが大切です。